SecondLF

SecondLF 論理デバイスドライバ マニュアル

概要

SecondLF では、各灯体に関する個別の設定や操作手順を、「論理デバイスドライバ」という構造を用いて、個別のモジュールで管理しています。

記載事項

モジュール構造

構造

メソッド解説

[!]NOTE

パラメータリストを返す各関数について、各チャンネルに存在する fader フィールドは、論理デバイスドライバでは現在 使用されていません。フェーダーの設定はすべて Primary ドライバによって上書きされます。互換性維持のため、このフィールドには 0.0 を指定してください。

def __init__(self, mode: list, option: dict) -> None:

論理デバイスドライバのコンストラクタです。 mode には [DMX 開始チャンネル番号, DMX チャンネル割当の長さ] という構造のリストが、option には、config.json の option 欄に記述されたデータがそのまま、それぞれ格納されます。

def reset(self) -> dict:

対象の照明をリセットします。戻り値には、{チャンネル番号: {"value": 設定値, "fade": フェーダーの設定値"}, ...} という形式の dict を格納します。

def close(self) -> dict:

予約済み。

def info(self) -> str:

ドライバに関する簡単な説明文を返します。

def apiver(self) -> int:

論理デバイスドライバ API のバージョンを返します。 1 を返してください。

def displayparam(self) -> list:

論理デバイスドライバのパラメータを、画面表示に適したフォーマットで返します。 SecondLF 上で、各色の現在の状態を表示するのに使用されています。

def paramlist(self) -> list:

論理デバイスドライバのパラメータの名前一覧を格納したリストを返します。

def set(self, param_name: str, value: int|float, fader: int|float) -> dict:

論理デバイスドライバにパラメータをセットします。 パラメータの変更に対して、各DMXパラメータの取る目標値が格納された dict が返されます。

def get(self, param_name: str) -> any:

論理デバイスドライバの持つパラメータのうち、指定されたキーのものを返します。